DNは・・・

2012年3月10日 日常
  
 百鬼夜行。

 ね? 誰かさんの思惑にまんまとひっかかって
 のこのこやってきてしまった皆様方、そう思いません?

 ひっそりと、誰にも読まれず綴っていたのですけれど、
 まぁ折角ですから、辟易するまでどうぞごゆるりと
 ご覧下さいまし。
 

1月3日の日記

2011年1月3日 日常
1月3日の日記
 哲学科の学生の自主的な個人補習の指導の話がきた。
 何人かの学生とコンタクトを取った後、担当教授に
 断りの連絡を入れた。
 初々しい光を放つ子は見当たらなかったから。

 学生は皆、一々理屈っぽくて一丁前のつもりで謙虚さの
 欠片もなし・・好奇心とはまるで違う背伸びが実に鬱陶しい。
 当然の事ながら己は未だ無知なのだ、と言う自覚も皆無。
 この手の学生は得てして大成したためしがないし、又、
 何者にもなれない場合が殆んど。
 私は自分がまだ何も知らないという自覚のある学生でなければ、
 そもそも相手にしたくない。
 この道は、元々自分は精神的心理的に長けていると思い込んで
 いる輩が興味をもって入ることが多いから、真に性質が悪いのだ。
 実に幼稚で未熟・・それでも、まぁ幾許かでも素直さがあれば、
 まだ救われるのだけれども。
 特に学部生は苦手だ・・・最低限、修士課程に籍を置いている
 学生でなければお話にならない。
 修士になれば、少なくとも身の程知らずな学生はかなり減少して
 いるのが常だから。

 ここでも何度か書いたが純粋数学と違い哲学・思想は才能や力量の秤が
 明確でないし、望めば努力次第で誰でもこの道に入ることが出来る。
 だから、阿呆な学生ほど余計に自信満々で身の程知らずだ。
 何故なら、才能というものを知る才能がないだけに、自身を天才だと
 思い込んでいるから。
 その道にいれば誰でも承知している解釈を、まるで己のみが知る事実の
 様に振舞う・・嫌だ嫌だ。
 それに、若輩の私を指導者だとは嫉妬心から容易に受け容れたがらない
 様子の目上の学生を相手にするのも度台無理な話。

 でも、一人だけ現象学をやっている女子学生は真面目でちょっと応援
 したい感じだったな。
 私の気持ちにもっと余裕と教える才能があれば目をかけてあげられるのにね。
 

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